日経ウーマン付録のリサ・ラーソン万年筆をお使いの方、もうインク交換しましたか。私は文具店へ行ってインクカートリッジを購入しました。
インク切れ
リサ・ラーソン万年筆を使っていましたがインクが無くなりました。雑誌の説明によると「交換インクカートリッジは欧州共通規格ショートタイプ」と書いてあります。しかし後の但し書きが見る者を不安にさせます。「一部適合しないものもあります。よくご確認の上お使いください」一部ってどれ?不安が募ります。ダメなものをはっきり明記してくれないと困ってしまいます。
文具店へ
万年筆売場のある大きな文具店なら分かるかもしれないと思い、丸善日本橋店へ行きました。
「万年筆のインクで欧州共通規格ショートタイプをください」
「欧州はいろいろなメーカーがありますけど」
欧州共通規格という名前のインクはないらしい。
「じゃ、欧州のどれでもいいです」
「どのメーカーが合うか実際に万年筆で確かめないといけません」
「雑誌の付録の万年筆なんです。そんな立派なものじゃないので、どれでもいいです」
「雑誌の付録とかだったら、なおさら実際に合わせてみないと」
「うーん、でもとりあえずどれか買ってみます」
「いえいえ、メーカーによって違うのでお勧めしません」
丸善の店員さんは、決して売るまい、と立ちはだかります。
私もその熱意に押されて引き下がりました。
「わかりました。今度、万年筆を持ってきます」
文具店を再訪
「インク欲しいんですけど、実物ないとわからないと前に言われて」
「そうです。合うかどうか実際に確かめないと」
店員さんは力強く言ってリサ・ラーソン万年筆を受け取りました。そして軸を回して中を開けてインクの差し込み口を見ます。そばにいた店員さんも一緒に覗き込みます。
すぐに「ウォーターマンかな」「うん、ウォーターマン」と店員さんたちは頷き合います。
見ただけでわずかな違いがわかるなんて流石です。プロの矜持を感じました。
そして引き出しから専用の道具を出してきて万年筆に差し込みました。きっとウォーターマンの試着用カートリッジなのでしょう。
ピタリとはまって店員さんたちは「やっぱりウォーターマンだ」と満足そうに言い合いました。
適合するメーカーがわかって私もホッとしました。
ウォーターマンの青色を買って1本セットしてもらいました。セットする前にスポイトのような道具で中を洗って、ペン先も別の道具で洗ってくれました。
まとめ
同じ雑誌付録リサ・ラーソンでも万年筆によって微妙に形状が違うかもしれません。
文具店で実際に確かめてもらうのがお薦めです。
文具店に行く機会がなかったら、ウォーターマンを試してみてね。
WATERMAN 6本入り 660円
青色 Serenity Blue を購入しました。
最初に使っていたインクより濃い青色でした。
青色はもう1種類あったので次回はそちらにしてみようと思います。
文具店へ行ってみてよかったです。